ル・マン24時間レース、プジョーがワン・ツーで16年ぶりに優勝
6月15日17時52分配信 ISM
現地時間(以下、現地時間)13日からサルテ・サーキットで行なわれた伝統の自動車耐久レース、ル・マン24時間レースで、プジョーが1993年以来となる優勝をワン・ツーで飾った。14日、『ロイター』通信が報じている。
382周を駆けぬけ、23万人の観衆の前でプジョーに勝利をもたらしたのはデビッド・ブラバム、元F1ドライバーのアレクサンダー・ブルツ、フェラーリのテストドライバーを務めるマルク・ジェネの『プジョー908』9号車だった。D.ブラバムは16年前の1993年に『プジョー905』を駆って優勝したジェフ・ブラバムの弟であり、兄に続いたことになる。
レポーターに対し、D.ブラバムは「家族でル・マンを勝ったのは自分だけだといまだに兄が言ってるから、自分にもそのチャンスが巡ってきてうれしいね。でも正直なところ、プジョーのおかげなのは明らかだ。ワン・ツーっていう結果はチームによるとんでもない偉業だよ」とプジョーを称えた。
トーロ・ロッソのセバスチャン・ブルデー、元F1ドライバーのステファン・サラザン、フランク・モンタニーが組んだプジョーの8号車は、予選でポールポジションを獲得したが、決勝では他車との接触もあり、1周遅れの2位だった。
プジョーのスポーツディレクター、オリビエ・ケネル氏は「大衆と、そしてプジョーからも莫大な期待が寄せられていた…… 大きな挑戦だったが、我々はそれに挑んだ。夢のようにすべてがうまくいった」と喜びをコメント。
史上最多のル・マン8勝を誇るトム・クリステンセンに加え、元F1ドライバーのアラン・マクニッシュ、リカルド・カペッロ組は、6周遅れの3位に終わり、アウディに6連覇をもたらすことはできなかった。2000年以降の9年間で8勝を挙げていたアウディだが、昨年の優勝時と同じドライバー陣で臨み、カーナンバー1をつけた『アウディR15』はレース終盤にトラブルに見舞われる。終了4時間前にステアリングホイールの交換を余儀なくされ、さらにその数分後にもマシンチェックのため再度ピットストップを行なう羽目になった。その他のアウディのワークスチームもアクシデントやトラブルで戦線離脱していた。また、初優勝から50年目を迎えたアストンマーチンの7号車が4位だった。
なお、夜間にペスカローロ・スポーツのブノワ・トレルイエが大クラッシュという出来事もあった。プジョーの17号車は大破し、B.トレルイエはメディカルセンターに運ばれていたが、チームはB.トレルイエは大丈夫だと認めている。
最終更新:6月15日17時52分
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