エコカー買い替え補助制度スタート
6月18日7時59分配信 産経新聞
政府による新車買い替え補助制度の受け付けが19日に始まる。車齢13年超の車を廃車にし、エコカーに買い替える場合、登録車では25万円の購入補助を受けられる。4月にスタートしたエコカー減税と合わせると、ハイブリッド車(HV)は40万円以上も安く購入できる。新車需要が低迷する中で、何とか販売の底上げにつなげようと、自動車業界の期待は大きい。
「普通の車からエコカーに買い替えたら、政府からオマケが出ます」。麻生太郎首相は4月にこう宣言したが、買い替え補助制度はまさにその言葉通りの内容だ。
今保有している車を廃車にしなくても、排ガスがもっともクリーンであることを示す「4つ星」を満たすなどしたエコカーなら、登録車で10万円、軽自動車でも5万円の補助を受けられる。補助は、4月10日の登録にさかのぼって適用される。
≪10カ月連続前年割れ≫
新車販売は5月まで10カ月連続の前年割れ。このため、業界の期待は大きく、導入が5月下旬に正式に決まる前からディーラーは説明を始めたり、店頭にポスターを張ったりして拡販につなげようと努力してきた。客の反応は良く、「すでに販売は勢いづいている」(ホンダカーズ東京中央調布インター店の岡高至店長)との声もある。
一方、メーカーはホームページなどで具体的に対象車を紹介し、エコカー減税と合わせた額を表示している。例えば、廃車を伴う買い替えの場合、トヨタ自動車のHV新型「プリウスG」(245万円)は補助金と減税を合わせて41万1600円。ホンダのHV「インサイトLS」(221万円)も40万1400円だ。75%減税対象のマツダのガソリン車「新型アクセラスポーツ20S」(214万円)も36万1400円などとなっている。
≪効果69万台と試算≫
業界では、買い替え補助による需要創出効果を69万台と試算。エコカー減税と合わせて100万台を見込んでいる。
補助を受けるには、車の購入契約後に別途、申請が必要だ。ディーラーから手渡されるなどした申請書類を所定の審査機関へ提出する。古い車を廃車にする場合は廃車証明書も必要だ。審査に通れば、申請書類に記した金融機関の口座に補助金が振り込まれるが、ローンの頭金に組み込むことはできない。
補助は今年度限り。利用者が多く、予算(約3700億円)を使い切れば、その時点で制度自体が打ち切りになる。
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